牧田悠有の表現は、伝統的な書道や絵画の既成概念を超越した、**現代の「和の美」**を体現しています
その本質は一般的な墨アートとは一線を画します。なぜなら、彼女は単なる抽象表現ではなく、文字そのものに命を吹き込む書家であるからです。
文字が持つ深い意味とストーリーを根源とし、平面でありながら、深さと広がりを空間に生みだします。筆から生まれる痕跡は、言葉の温もりと力強さを宿し、観る者の心に静かに、そして力強く語りかけます。

画像の作品の題名は老子の言葉「無名天地之始」


＜プロフィール＞　
牧田悠有　書家、1960年大阪府大東市生まれ。
1987年『毎日書道展公募部門』最高賞受賞。
1993年にミラノで初の海外個展を開催
1994年にはニューヨーク、ADCギャラリーで個展開催。
ニューヨーク国連本部より招待による国連ビルにてデモンストレーション。
花と緑の博覧会（大阪）１０周年記念で、庭のデザインを手掛ける。
国内では、あべのハルカス、芦屋市谷崎潤一郎記念館、大丸心斎橋展等で多々個展を開催。
2025年4月、日本武道館で書のパフォーマンスを披露。
来年1月7日からは弟子のダイアモンド⭐︎ユカイとの2人展を東京大丸にて開催予定。
大阪（大正）と東京（銀座）で書道教室を主催。